不安障害と戦おう
2020年の夏、私は夜中にパニック発作を起こした。
なんでもない平凡な日常が突如病魔との戦いの日々になる。
想像を絶する鬱とパニック。
これはもう経験した人じゃないと辛さはわからないと思うが、麻酔無しで手術される方がマシなくらい辛い。
ものが食べられない、お風呂に入れない、何を言われても頭から言葉が滑り落ち理解ができない。
何より働けないことが死ぬほど辛かった。
ある日突然パニックを起こし、あっという間に退職になり、気づけば一文無しの無職女に成り果てたのだ。
よく死ななかったなぁと思う。
週に1回心療内科に通い、薬を飲み、ネットや本でありとあらゆる方法を調べ、片っ端から試していった。
タンパク質が良いと知ればプロテインを購入して飲んで、卵を何個も食べ、散歩が良いと聞けば毎日歩きまくった。
どれが効いたのかは分からないが、退職して2ヶ月で6割ほど回復し、ボランティアを始めた。
毎日数時間の働く練習を1年重ね、とある会社で雇ってもらい、今日に至る。
未だにそわそわするし、完治はしないが、なんとか生きられている。
世の中の精神疾患で困ってる人たちに伝えたい。
必ず良くなるが、努力が必要です。
薬だけでは、治りません。
薬を補助として、少し良くなったら色々試してみてください。
大変な道のりではありますが、少しずつ良くなるので、焦らず日々に向き合ってください。